しめ縄を張った銀杏の天然記念物
銀杏は、日本では古くから神木として神社の境内などに植えられました。銀杏紋はその葉が特に風変わりでめずらいいので形象化したのもであろうと考えられています。また銀杏の木は極めて長寿で、巨木が天を覆う偉観さをたたえ、ここに神が宿るとし、これをシンボル化したともいわれています。しめ縄を張った銀杏の天然記念物も多くみられます。種子は食用にまた碁盤、将棋盤、そろばんの玉などに使われています。
丸に一つ銀杏、三つ銀杏、四つ銀杏、五つ銀杏、丸に三つ銀杏、三つ組合せ銀杏、中太輪に剣三つ銀杏などがあります。